アフターメンテナンスや定期点検に対応しているか
看板製作会社を選ぶとき、もう一つ忘れずに確認しておきたいことがあります。
看板を設置したあとの対応です。
看板は、取り付けたら終わりではありません。
特に屋外看板は、雨や風、紫外線などにさらされながら、何年も使われます。
時間が経てば、照明が切れることもあります。
部材が劣化することもあります。
不具合が出ることもあるでしょう。
だから、
施工後のアフターメンテナンスに対応しているか。
さらに、
定期的な看板の点検に対応しているか。
ここも確認しておきたいところです。
そして、屋外広告物の許可を受けている看板では、許可期限を過ぎても引き続き掲出する場合、更新の手続きが必要になることがあります。
私たちの仕事では、看板を作るときの申請だけではなく、その後の継続申請が絡むこともあります。
だからこそ、
「看板を作って取り付けたので、あとはお客様でお願いします」
ではなく、その後も相談できる会社なのか。
ここも会社選びでは見ておきたいところです。
看板は何年も使うものです。
「どんな看板を作ってくれる会社か」だけではなく、「取り付けたあとも付き合える会社か」。
私は、これも大切だと思っています。
ネット通販が向いている人、看板製作会社が向いている人
ここまで読むと、
「では、ネット通販の看板はやめた方がいいのか」
と思う人もいるかもしれません。
そんなことはありません。
大切なのは、使い分けです。
たとえば、
「店頭に置くA型看板が欲しい」
「サイズもデザインも決まっている」
「自分で設置できる」
という場合なら、ネット通販は便利です。
価格を比較しながら選ぶこともできます。
一方、
「どこに、どんな看板を付ければいいか分からない」
「建物を見て提案してほしい」
「看板の製作だけでなく施工までお願いしたい」
「屋外広告物許可申請も相談したい」
「設置後のメンテナンスや点検もお願いしたい」
という場合には、そうしたところまで対応できる看板製作会社を探した方がいいでしょう。
ネット通販と看板製作会社は、どちらが上という話ではありません。
自分が何を頼みたいのかによって、選ぶ相手が変わるということです。
価格を見るなら、会社の中身も見てから
看板を作るとき、価格が気になるのは当然です。
安い金額ではありませんからね。
見積もりを比較することもあるでしょう。
ただ、私は価格だけを判断基準にはしません。
屋外広告士がいるか。
屋外広告物許可申請に対応できるか。
自社のデザイナーがいるか。
自社工場で製作しているか。
自分が頼みたい看板に近い施工実績があるか。
提案力があるか。
施工後のメンテナンスや定期点検にも対応しているか。
必要になったとき、屋外広告物の継続申請にも対応してもらえるか。
そういうところも見たうえで価格を考えます。
同じ「看板製作会社」でも、できることや得意なことは違います。
単純に見積金額だけを並べても、同じ内容を比較しているとは限りません。
看板製作会社を選ぶ7つのチェックポイント
ここまでの話をまとめます。
私がお客様の立場で看板製作会社を探すなら、次の7つを確認します。
1 屋外広告士がいるか、屋外広告物許可申請に対応できるか
看板の設置場所によって異なるルールを確認し、必要な許可申請まで対応できる会社なのかを見る。
2 社内に自社デザイナーがいるか
デザインや提案を社内で動かせる体制があるか。
3 自社工場があり、自社でも看板を製作しているか
実際にものを作る機能を持ち、余計な中間マージンを抑えられる体制になっているか。
4 施工事例に、自分が頼みたい仕事に近いものがあるか
会社の知名度だけでなく、その会社が普段どんな仕事をしているのかを見る。
5 提案時のデザイン図まで掲載しているか
完成写真だけでなく、その会社がどんな提案をしているのかを見る。
6 Googleの口コミはどうか
星の数だけでなく、実際のお客様が何を評価しているのかまで読む。
7 施工後のアフターメンテナンスや定期点検にも対応しているか
必要な場合には屋外広告物の継続申請も含め、設置後も相談できる会社なのかを見る。
もちろん、
この7つが全部揃っていなければダメ
という話ではありません。
作りたい看板や、依頼したい内容によって重視するものは変わります。
大切なのは、
「自分が頼みたい仕事」と「その会社が得意としている仕事」が合っていること。
だと思います。
看板製作会社は「会社の中身」を見て選ぶ
「看板」と検索して出てくる会社は、同じように見えても、実際にやっている仕事はかなり違います。
A型看板などをネットで販売する会社。
図面やデータをもとに看板を製作する会社。
製作から施工まで行う会社。
現地を見て、どんな看板にするかというところから提案する会社。
さらに、屋外広告物許可申請や施工後のメンテナンス、点検まで対応する会社。
だから、検索結果に出てきた会社を価格だけで比較する前に、
「この会社は、どこまでやってくれる会社なんだろう」
と見てみる。
屋外広告士はいるのか。
屋外広告物許可申請まで対応しているのか。
自社のデザイナーはいるのか。
自社工場はあるのか。
どんな施工事例があるのか。
提案図まで見せているのか。
どんな口コミをもらっているのか。
そして、施工したあともメンテナンスや定期点検、必要な申請について相談できるのか。
そこまで見ていくと、
その会社が何を得意としていて、どこまで任せられる会社なのか
が見えてきます。
すでに欲しい看板が決まっている人。
図面通り正確に製作してほしい人。
まだ何を作るか決まっておらず、相談から始めたい人。
集客につながる看板を提案してほしい人。
立体看板やトリックアートのような、ちょっと変わったものを作りたい人。
求めるものが違えば、選ぶ会社も変わります。
そして看板は、作って取り付けたら終わりではありません。
その後も長く使っていくものです。
だから私は、看板製作会社を選ぶなら、
価格だけを見るのではなく、その会社の中身を見る。
そこから始めるのがいいと思っています。





